リボ地獄からの脱却~30代派遣の返済日記~

140万→0円までの道のりや徒然

試行錯誤と返済計画①

※あくまで私の場合、というお話です。参考にしていただくのは全く問題ないですが、正しい法律の知識や利息の計算などは必ずご自身でお確かめください!※

 

前回の記事では、私が現状と向き合う決意をするところまで書かせていただきましたが、今回は実際に返済していくにあたって考えたことや、立てた計画なんかについて順を追ってお話していきたいと思います。

 

 【前回のおさらい】

クレジットカード2枚

・ファミマ 残高140~145万円

・VISA 残高20万円弱

・滞納している年金 10万円

一人暮らし費用 70万円

計240~245万円

 

 

①そもそもこの金額、自力でどうにかなるの?

 

金額だけを見ると、派遣の私には途方もない金額に思えます。

いざ決意したものの、何から手をつければいいのやら…さっぱりです。

そこでまず、『自力でどうにかできるものなのか?』という点に絞って考えてみました。

 

債務の返済にあたって、自分で頑張る以外にも最近では一般的になっている『債務整理』や『自己破産』なんていうのもありますよね。

個人的な考えですが、私自身は自分で使ってしまったお金なら自分で払っていくべきだと思います。

でも、それが絶対的な正義とも思っていません。

事情は人それぞれですからね。

 

私が考えるに、収支や残高を見て決めるのがよいかと思います。

 

リボやキャッシングには毎月請求が来る、最低支払額があると思います。

これを基準に考えていきましょう。

例えば、収入から必要経費(家賃や光熱費といった生活費や、固定の費用)を差し引き、支払いに回せるお金がこの最低支払額を大幅に下回っている場合、自力で頑張っていくのは厳しいのかな、と思うのです。

ご本人に頑張るつもりがあっても、収支が破たん状態になっていると思われますので、間違いなく支払いの遅延や滞納が起きてしまいます。

そうすると、請求に怯えるよりも思い切って上記の二つを選択するのもありかと。

 

ちょっぴり下回るくらいならば、細々とした節約なんかで乗り切れる可能性もあると思うので、状況に合わせて決めるといいかも。

私の場合は上回っていたので、返しきれると判断しました。

 

ちなみに、弁護士さんと司法書士さんでは取り扱える金額が違います。

高額の方が司法書士さんに頼むと、ある程度自分でやらなければならないこともあるので、金額を見て決められるとよいと思います。

 

②収支を見直す

 

払いきれると踏んだ私は、収支を見直すところから始めました。

家計簿をつけ、無駄をカットして少しでも返済に回したいと考えたのです。

 

返済の基本は新たに使わないことと、繰り上げ返済をすることの二本柱です。

そのためには、支出から無駄を見つけねばなりませんからね。

 

私が真っ先に目を付けたのは、やはり趣味に関する費用でした。

こうなってしまった元凶でもありますね(笑)

これをほぼ丸ごとカットして、基本的に無料のコンテンツのみで楽しんでいこうと決めた訳です(私の場合、無料で観られるTVアニメや基本料金無料のゲームなど)

それでもあれだけ趣味につぎ込んでいた私が、いきなり全てを我慢するのは難しい…そこでいくつかの例外を設け、これはOK・これはNGと仕分けをしていきました。

そして何か買う時は予算を設けず、日々節約に励み、捻出できた金額で回していくようにしました。

 

続いて食費。

我が家は基本的に夕食のみ生活費から支給が受けられます。

あとお米。朝昼は自腹です。

お昼は勿論お弁当持参。

それ以外にもお酒のおつまみなんかも安い材料をうまく使って、自分で作ります。

 

ただ、ここで一つ気を付けたいことがあります。

それは『食費を過度に削らないこと』

 

返済は人にもよりますが、長丁場です。

これはひとえに『健康であること』の上に成り立っているからです。

お若い方ならまだよいのですが、ある程度の年齢になっているのなら、食事は大事です。豪勢に食べろというのではありません。

安く手に入る食材でうまく工夫をして、栄養が偏らないよう三食食べましょう。

私なんて『100円ローソン』と『まいばすけっと』をフル活用してますよ(笑)

 

それ以外にも、通信費を見直して課金ものはすべて解約。

化粧品のランクを落とす。

お酒とたばこは量を決める。

消費ものは100均で購入するなどしましたね。

 

これで私は5万円ほどのお金を浮かすことに成功しました。

 

③優先順位を決める

 

ここまでで浮かせることができたおよそ5万円+元々支払い分として固定費にしていた5万円を元手にして、ここからどう攻めていくかを考えます。

私の場合は以下の通りでした。

1)年金の滞納分

2)VISA

3)ファミマ

 

これには理由がありまして、まず1)の年金は期限が迫っていたこと、そして自分だけの問題では済まなくなるからです。

 

年金は通常二年で期限が来ます。

療養に入るにあたり役所の年金担当者に尋ねたところ、『事情があるなら、二年以内に古いものから 払える時に払っていきましょう』とアドバイスを受けました。

しかしまぁ、年金の督促のしつこいこと!!

郵便や電話でとにかく何度も催促されました。

しまいにはピンクの封筒で『今すぐ全額払わないと差し押さえるぞ!』的なものまで送ってきました。

年金事務所にも足を運び、『払いたいのだが、療養中で難しい。復帰するまで待って欲しい』と相談していたのに、『払え』の一点張りで相談にならず…。

どうやら世帯主に収入があるため、免除や減額は受けられないと。

復帰してからちまちまと払ってきましたが、さすがに親の口座を差し押さえられるのは困るので…これが最優先となりました。

 

2)は単純に額面が少ないこと、利息もファミマより安かったから手が付けやすいと判断したためです。

そうして最後に大物であるファミマに全力投球しようと決めました。

 

 

長くなってしまったので、記事を二つに分けます。

読みづらくてすみません(;^ω^)